平成17年度 問題18

表示に関する登記の申請の却下又は取下げに関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものは幾つあるか。

 

 

ア 書面申請が却下されたときは、偽造された書面その他の不正な登記の申請のために用いられた疑いがある書面を除き、添付書面は還付される。

 

イ 登記の申請がされた場合において、登記官が、当該登記の申請が不正な登記の申請であるとの疑いがあると認めたときは、申請人は、当該登記の申請を取り下げることができない。

 

ウ 登記識別情報の提供を要する登記の申請がされた場合において、登記官が事前通知をしたときは、申請人は、登記名義人が当該事前通知に対して回答をするまでの間は、当該申請を取り下げることができない。

 

エ 土地の分筆の登記及び当該分筆後の一の土地と他の土地との合筆の登記の申請を一の申請情報によってしたときでも、申請人は、合筆の登記の申請のみを取り下げることができる。

 

オ 申請の取下げは、登記完了後は、することができない。

 

 

1 1個   2 2個   3 3個   4 4個   5 5個

 

 

正解 3(ア、エ、オ)

ア 〇

書面申請でなされたときは、添付書面は原則として還付されるが、申請書および偽造された書面その他の不正な登記の申請のために用いられた疑いがある書面は還付されない。

 

イ ×

取下げの時期は、登記が完了するまで、または登記の申請が却下されるまでとなっている。

本肢のように、登記官が当該登記の申請が不正な登記の申請であるとの疑いがあると認めたときであっても、取り下げることができる。ただし、偽造された書面その他の不正な登記の申請のために用いられた疑いがある書面は還付されない。

 

ウ ×

取下げの時期は、登記が完了するまで、または登記の申請が却下されるまでとなっている。

本肢のように、事前通知に対して回答をするまでの間であっても、取り下げることができる。

 

エ 〇

一の申請情報によって2以上の申請された場合には、その一部を取り下げることもできる。

 

オ 〇

取下げの時期は、登記が完了するまで、または登記の申請が却下されるまでとなっている。