平成30年度 問題13

建物の床面積に関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。

 

 

ア エレベーター室は、1階部分のみ床面積に算入される。

 

イ 建物に附属する屋外の階段は、その部分を利用しないと上階に上がれない場合には、床面積に算入される。

 

ウ 建物の内部にある煙突の一部が外部に及んでいる場合には、当該煙突の全部について各階の床面積に算入されない。

 

エ 建物の一部が上階まで吹抜になっている場合には、その吹抜の部分は、上階の床面積に算入されない。

 

オ 地階があるときは、その床面積は、地上階の床面積の記載の次に記載される。

 

 

1 アウ   2 アオ   3 イウ   4 イエ   5 エオ

 

 

平成30年度 問題13 解説

正解 5

ア ×

階段室、エレベーター室またはこれに準ずるものは、床を有するものとみなして各階の床面積に算入される。

 

イ ×

外気分断性のない、屋外の階段や玄関・車寄せやベランダなどの部分は、床面積に算入しない。

 

ウ ×

建物の内部に煙突またはダストシュートがある場合には、その部分は各階の床面積に算入し、外側にある場合は算入しない。建物の内部と外部にまたがっている場合には、外側に及んでいる部分も床面積に算入される。

 

エ ○

建物の一部が上階まで吹抜けになっている場合には、その吹抜けの部分は、上階の床面積に算入しない。

 

オ ○

地階があるときは、その床面積は、地上階の床面積の記録の次に記録される。