平成20年度 問題3

次のアからオまでの記述は、無効な法律行為と取り消すことができる法律行為に関するものである。これらの記述のうち、「この法律行為」が取り消すことができる法律行為のみを指しているものの組合せは、後記1から5までのうちどれか。

 

 

ア この法律行為は、行為の後一定の期間が経過することにより、確定的に有効となる場合がある。

 

イ この法律行為は、だれでもその効力がない旨を主張することができる。

 

ウ この法律行為は、その効力がない旨の主張をしたときから将来に向かってのみ、効力を失う。

 

エ この法律行為により金銭債務を負担した債務者がその金銭の支払をした後であっても、債務者は、支払った金銭の返還を請求することができる。

 

オ 成年被後見人がした法律行為は、原則としてこの法律行為である。

 

 

1 アウ   2 アオ   3 イウ   4 イエ   5 エオ

 

 

 

平成20年度 問題3 解説

正解 2