平成17年度 問題8

附属建物に関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものの組合せは、後記1から5までのうちどれか。

 

 

ア 甲建物の表題登記の申請をする場合において、附属建物として登記する乙建物が区分建物であり、かつ、当該区分建物が属する一棟の建物の名称を申請情報の内容としたときは、当該一棟の建物の構造及び床面積を申請情報の内容とすることを要しない。

 

イ 甲建物の表題登記の申請をする場合において、附属建物として登記する乙建物が区分建物でないときは、当該附属建物の所在する市、区、郡、町、村、字及び土地の地番並びに種類、構造及び床面積を申請情報の内容としなければならない。

 

ウ 甲建物の所在地とこれに附属する乙建物の所在地とが異なる登記所の管轄区域に属する場合であっても、乙建物を甲建物の附属建物とする建物の表題登記の申請をすることができる。

 

エ 甲建物について表題登記をした後、これに附属する乙建物を新築した場合において、乙建物を甲建物の附属建物として登記するためには、乙建物について表題登記の申請をした後、建物の合併の登記の申請をしなければならない。

 

オ 甲建物について敷地権がなく、これに附属する乙建物が敷地権のある区分建物である場合には、乙建物を甲建物の附属建物とする建物の表題登記の申請をすることができない。

 

 

1 アイ   2 アオ   3 イウ   4 ウエ   5 エオ

 

 

正解 3

ア ×

区分建物に関する表示または権利の登記をする場合において、一棟の建物の名称を申請情報の内容としたときは、一棟の建物の構造および床面積を申請情報の内容としないことができる。

ただし、区分建物の表題登記をする場合や、非区分建物を区分して区分建物とする場合など、一棟の建物の表題部がないときは、一棟の建物の名称を申請情報の内容としても一棟の建物の構造および床面積を省略することはできない。

 

イ 〇

附属建物があるときは、附属建物の所在、符号、種類、構造、床面積を登記しなければならない。

 

ウ 〇

主である建物と附属建物が異なる登記所の管轄にある場合であっても、効用上一体として利用される状態にあり、所有者の意思に反しない限り1個の建物として登記することができる。

 

エ ×

主である建物の登記記録には、附属建物の登記記録も含まれ、一体として1個の建物として登記されている。よって、附属建物を新築または滅失した場合は、主である建物の床面積変更登記のように扱われるため、建物の表題部の変更登記を申請することになる。

 

オ ×

主である建物と附属建物について敷地権についての有無が異なっても、効用上一体として利用される状態にあり、所有者の意思に反しない限り1個の建物として登記することができる。