平成18年度 問題17

不動産登記法第14条第1項に規定する地図又は建物所在図に関する次の1から5までのうち、誤っているものはどれか。

 

 

1 地図に準ずる図面として登記所に備え付けられた図面が、修正により地図としての要件を満たすこととなったときは、地図として備え付けられる。

 

2 地図が電磁的記録に記録されたときは、従前の地図は、閉鎖される。

 

3 建物所在図は、地図と建物図面を用いるほか、地図に準ずる図面と建物図面を用いて作成することができる。

 

4 地図に表示された土地の地番に誤りがある場合において、当該土地が所有権の登記がある土地であるときは、当該土地の所有権の登記名義人又はその相続人その他の一般承継人は、その訂正の申出をすることができる。

 

5 建物所在図に記録する建物が区分建物であるときは、建物所在図に、当該区分建物が属する一棟の建物の位置を記録しなければならない。

 

 

 

正解 3

1 〇

地図に準ずる図面はあくまでも地図が作成されるまでの仮の図面であるため、地図が備え付けられると閉鎖される。また、地図に準ずる図面が修正などにより地図としての要件を充足することとなったときは、その図面を地図として備え付けることになる。

 

2 〇

地図を電磁的記録に記録したときは、従前の地図を閉鎖しなければならない。

 

3 ×

建物所在図とは、建物の位置と家屋番号を表示することを目的とする図面であり、登記所に備え付けられている。建物所在図は1個または2個以上の建物ごとに、地図と建物図面を用いて作成される。地図に準ずる図面からは作成されない。

 

4 〇

地図に表示された土地の区画または地番に誤りがあるときは、その土地の表題部所有者若しくは所有権の登記名義人またはそれらの相続人その他の一般承継人は、そのうちの1人から地図訂正の申出をすることができる。

 

5 〇

建物図面には建物の位置が記録されるが、区分建物を記録する場合は一棟の建物の位置のみ記録される。