複素数モードは、1つの数字に実部と虚部を持つのが特徴です。
この特徴を利用し、X座標とY座標の値を1つの数字で表現できるようになります。
実際に、A点(X座標:1.23m Y座標:3.45m)の座標値を複素数として入力してみましょう。
電卓の操作は、
1.23「+」3.45「ENG」(これはiという意味です)「=」
複素数モードでは、表示の上段が実部でありX座標、下段が虚部でありY座標を表します。
複素数モードでは、X座標とY座標の値を1つの数値として表します。
通常の計算モードでは、X座標とY座標の値を1つずつメモリーに記憶させる必要がありますが、複素数モードでは、点そのものを1つのメモリーに記憶させることができます。
実際に、A点(X座標:1.23m Y座標:3.45m)の座標値をメモリー「A」に記憶させます。
電卓の操作は、
画面にA点が表示されている状態で、
「STO」、「(ー)」
((ー)は「A」ということです)
記憶させた点をもう一度使いたいときの呼び出し方です。
A点(X座標:1.23m Y座標:3.45m)が「A」に記憶されているとして、呼び出します。
電卓の操作は、
「ALPHA」、「(ー)」、「=」
((ー)は「A」ということです)