人員を算定する場合の「いす」の取扱い

収容人員を算定する場合、「いす席」について迷うことが多くあります。

 

飲食店などの「いす席」がある建物は、おおむね「いす席」の数と従業員の数を足したものが収容人員になるのですが、その「いす席」は「固定式のいす席」でなければなりません。

 

「固定式のいす席」とは、ボルトなどで床に固定されている物だけではなく、以下のような、一定の位置に置かれ、容易に移動することができない物も「固定式のいす席」になります。

 

・ソファーなどのいす席

・いす席を相互に連結したいす席

・常時、同一の場所において固定的に使用するいす席

・掘りごたつ

 

他の移動いす席の部分や和室などの床面積については、その床面積を「3」で割った数字で人数とします。